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脳 セロトニンの働き!

私が、脳内伝達物質セロトニンに興味を持ったのは、私自身のパニック障害の突然の発症からでした。心理療法をしている自分が発症したことで、ビックリしましたがこの体験は私のセラピストとして活動していく上でとても貴重な体験となりました。パニック障害になると、ほんとうにすぐにでも死んでしまうんじゃないかというぐらい呼吸ができなくなり、心臓は口から飛び出しそうに突然バクバクしだします。何が原因でなっているかというと、ざっくりとですが、「いい人」「頑張る人」「明るく振舞おうとする」をしすぎていることが原因でした。心理療法をやっているとセラピストは自分自身のセラピーも受けなければなりません。自分のことは分からないからです。無自覚を自覚的になることでいろんな本当の自分が見えてきます。そうやって自分を知ることでクライエントさんと深いかかわりができるようになるのです。生きていていろんなことが起こるけど、それにはすべてちゃんと意味があるなと振り返ってみるとつくづくそう思います。そんな中で、パニックの状態はどうして起こるのだろうとメカニズムを知りたくなりいろいろ調べていたら、セロトニンの素晴らしい正体が浮きあがってきました。

セロトニンが感情をコントロールすることで、嫌なことがっても怒りや悲しみ落ち込みなどのネガティブな気持ちを引きずらないで前向きな思考にしてくれたり、また衝動を抑制する働きや、ストレスから何かに依存するような状態を防いでくれたりする効果もあるようなのです。

また、セロトニンは集中力を司る交感神経に作用して、血圧や体温を上昇させる働きがあります。セロトニンがきちんと分泌されていると朝ちゃんと目が覚めて、日中も活動できるのです! 凄いパワフルなホルモンですね♪ 学習能力もアップ、ストレスに強くなる、体内時計調節などなど、まだまだいろんな可能性があるようです。

また、マインドフルネス瞑想法はセロトニンを増やすのには適した瞑想法として知られています。

ヒーリングスペース夢宇でも、月1回のペースで瞑想会を開催しています。ぜひお越しくださいね!

 

 

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