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11.62016
ためしてガッテンで「瞑想」をとりあげていましたね!
先月だったか、ためしてガッテンでも取り上げられた瞑想ですが、一日たった3分でも脳に影響がある
といってました。特に痛みや病への効果があるといいます。
今私も、『癒しの杜-にしかわクリニック』というところで、月一回ですが土曜日の朝に「瞑想会」を
させて頂くようになりましたが、これからの参加者さんの変化が楽しみなところです。
私たちがかかる病気は、身体のみが具合が悪いのではなく、ほとんどの場合は心の声として身体に不調
をきたしていることが多いのです。
最近「瞑想」をすると、脳に変化が起こることがわかってきています。海馬や小脳、脳幹が増加する
らしいのです。トラウマで傷を負った扁桃体の修復もできることがわかってきたようです。これは凄い
ことですよね!!!
また我々は、1日で187、000項目という膨大数のいろんなことをたえず考えているのだそうです。
どれだけ考えることがあるんだ!?というぐらいです。ほとんど思い出したことすら覚えていないわけ
ですけどね(笑)。まあ、とにかく驚きます!
でも、ほとんどが過去にまつわるネガティブなことや、未来の不安に費やしいるようです。
確かに、私の個人セッションのケースでも、過去や未来の不安を訴える方がほとんどです。
例えば、今はもうすでに完結しているはずの過去や、今ここにない過去の出来事、まだ来ていない遠い
未来や死の不安など、これは記憶やイメージに縛られて苦しんだり心配したりしている状態です。
そういうことやなんかで、いつも脳を忙しく稼動させています。
そんな時に瞑想をすると、脳がシーター波になり脳の中が静まってきます。そして思考の忙しい働きから
解放されていきます。
解放されることで、リラックスし脳内に余裕ができるので、かえって脳が活性化してくるのでしょう。
イメージすると分かると思いますが、一杯一杯考えることがあると、周りを見渡す余裕がなくなります
よね!? 脳がパンパンな状態です。そこが解消されると余裕がでてきて、例えば、苦しみや病気などから
少し距離をとって眺めることができるようになったり、いろんなアイデアが浮かんだりしやすくなります。
そのためには、脳を休めなければなりません。それが「瞑想」する意味のひとつです。
また、眠っている時にもシーター波はでていますが、それは特に夢をみているときに出るのだそうです。
夢を見ないという方がおられますが、見ているけど忘れている場合がほとんどのようです。人は夢でいろんな
感情的なことなど記憶の整理をして、ストレスなどを解消しているといわれています。
一方、『マインドフルネス』も瞑想法ですが、これは上記とは少し異なり、気づきの瞑想法ということに
なります。「いまここ」意識を向けながら瞑想し、今この瞬間に自分の中で起こっていることに気づき続ける
瞑想法です。気づきは人の成長にとって大切なものです。気づき=自分を知ることは、これからの世の中には
必要不可欠な要素になるのではと思っています。私の考え方として、自分軸で生きていく大切さを身につける
ことで、「本心で生きる」ようになる。これは、人としてこの世に生を受けた理由であり、責任のように感じ
ています。
今世間では、瞑想法たはやっていますが、いろんな意味で入り混じった情報が流れているようですが、瞑想には
大まかに2種類有り、止観=止める瞑想と観る瞑想がありますので、その点ご注意を!!しかし、どちらも心身
共に健康にしてくれるのは間違いないです。
それと、ためしてガッテンでは1日3分ということですが、私個人としては、座って落ち着くまでの時間とかを
考えると、最低1日5分は必要かと思っています。慣れてきて深まってくると、あっという間に5分が過ぎたりする
ことがよくあります。逆に、モソモソ落ち着かずに5分が長く感じたりする日もありますが、それはそれでOKです。
何が起こっても判断や評価、理由づけすることなく、ただ淡々と日々継続することが大事なのです。
毎月1回ヒーリングスペース夢宇では「瞑想会」を開催していますので、皆さまのご参加をお待ちしています!
詳しくは、HPをごらんください。