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10.132017
時計遺伝子って知っていましたぁ?
いや~!面白いなぁ~!(^^)!
遺伝子っていろんなものがありますが、SS健康法を伝授していて、ふと何これ?って興味をもったのが『時計遺伝子』なんです。
村上和雄先生に8月の講演会にご登壇いただいてから、ますます遺伝子に興味津々となり(もともとそんな系は好きなんですが!)ついつい調べてしまいます。
生物の体内には、地球の自転とほぼ同じ1日24時間のリズムが刻み込まれていますが、それは生物が太陽サイクルに適応して生きるために、進化の過程の中でつくられた機能として体内時計の基本になっていて『時計遺伝子』と呼ばれるらしいのです。
その遺伝子は私たちの体を構成している細胞の中に組み込まれていることが分かってきたようですね。人間の場合、全身60兆個以上の細胞一つ一つの中に、時計のように時を刻みながら、1日周期で活動する遺伝子がいくつかあるんだそうです。細胞の活動はこの時計遺伝子のコントロールにより行われているんですね(^^)v
そして生体リズムを発信する時計遺伝子には「親時計」と「子時計」があって、「親時計」は脳の視床下部の中に、全体を取りまとめて指令を出しているとか。
時計遺伝子は、体を病気から守るための「見張り番」として重要な役割を担っていて、その機能を利用した時間医学が今大きな注目を浴びているようですね!
例えば、リュウマチの薬を飲む時間を夜にすると効きがよいとか、抗がん剤の打つ時間を夜にすると副作用が少なく効果が出るとか等です。
もちろんSSでもお伝えしているい甘いものを食べても安心タイム♪なんてのも時計遺伝子のなせる業ですね。