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5.142017
幸せの脳科学と新規探索遺伝子なるもの!?
人は何のために生まれてくるのだろう?という疑問をもった人は多いかと思います。
私もその疑問をもった一人です。心理学を勉強したのも、そんな疑問があったからです。
でも今は、はっきりそれに対しての答えをもつことができました! それは、どんな人も皆が
『幸せになること』『楽しく生きること』人生で目指すために生まれてきたのだと明確に
答えられます。
セラピストとして、心理療法の世界に足をつっ込んでみると、当然のことながら100%
『今が、幸せっ!』ていう人は私の目の前には来ないのです。 どこかで、不安でしかた
なかったり、幸福感をもてなかったりする方がセッションにやって来られます。
では、そういう方達の心の中では、何が起きているのでしょうか?
『どうしてこうなっているのか』『なぜいつも私は上手くできないのか』などなど、いろんな
問題を抱えてこられます。しかしどんな種のテーマをかかえて来られたとしても、皆さんの
本質的な欲求には『自分のことを知りたくて』来られているといえるのです。
人の遺伝子の中に『知りたい!好奇心をもたらす遺伝子=新規探索遺伝子』というものが
あるらしいのです。
ということは、人は本能的に知らないものや分からないものに対して、「知りたい!」と思う
ようになっているということですよね♪
そんな遺伝子があるなんて、なんと素晴らしいんだろうと感動しちゃいました。
ではなぜそのような遺伝子が私たちの中に組み込まれているのかというと、知的欲求が旺盛な
方が生存していく上では当然のことながら優位にれるからだと考えられています。
クライエントさんご本人が意識されている以上に本能的なところでは、人は自分を知ることで
もっと自分が幸せになれることを知っているということでしょう。もちろん、意識の部分でも、
このままではいけないと思ってセッションに来られますが、その大元には、遺伝子の本能的欲求
に動かされているといえるのではないでしょうか?
ただし、日本人はその遺伝子を活用している人が少ないらしいです。でも、その遺伝子をONに
してくれるのは、もしかして生きて行くうえで起こってくる苦難や障害なのかもしれません。
また、脳というのはいろんな苦難を乗り越えたとき、その達成感を喜ぶらしいのです。
脳内快感物質というのは、同じ刺激の繰り返しではだんだん慣れてしまって、減少していくので、
ひとつの幸せに対してずっと幸福感を維持することはできないらしいのです。
なので、平穏な人生だと周りの人からは一見幸せそうに見えても、幸福感を感じさせてくれる
脳内物質はでなくなるそうです。
脳は常に新しい刺激をもとめていて、感動したり、楽しんだり、達成感を感じると、大きな
喜びとして脳内快感物質が分泌されるのだとか!
深い喜びを感じるには、さまざまな困難にぶちあたり、それらを乗り越える人生の方が、より
幸せな気持ちを強く感じられるということなのでしょう。
そして、辛いことや苦手なこと、いろんな困難を克服するごとに、人は真の幸せな人へと進化
していくように思います♪
8月6日(日)にも『祈りー天・地・人』見えざる世界の未知なる可能性 の講演会&上映会を
開催します。遺伝子の権威、筑波大学名誉教授の村上和雄先生をお招きしての講演会です。
ぜひ、この機会に先生のすばらしいお話を聴きにいらしてください。
お申し込みはこくちーずより ⇒ http://kokucheese.com/event/index/458906/
あなたを苦しめている問題が問題である以上
それは苦悩としてあなたにつきまといます。
しかし、その問題が解決せずにまだそこに
あったとしても、あなた自身の中でそれが
もう問題でなくなれば、あなたはまたひとつ
幸せをゲットしたことになる。
By mamitan星人